社交ダンスを始めてからしばらく経つと
よく起こることがあります。
「こっちの人にはこう言われたけど、
あっちの人には違うことを言われた」
これはダンスに限らず、
人によって感じ方や物事の捉え方、
発する言葉の選択が変わるので
よく起こることではありますよね。
社交ダンスでは
人によって真逆の事を言われる場合があって、
混乱のもとになったりします。
「送り足を使って!」「送り足は使わないで!」
「そこは右を向いて!」「いやいや左を向いて!」
いったいどっちですか!?
と叫びたくなりますよね(笑)
僕もダンスを習いたての頃にありましたが、
前進ウォークをする際に
① 送り足は意識せず前足に100%体重を乗せる
②送り足をしっかり使ってから前足に体重を乗せる
このように意見が分かれてしまい、
判断ができず悩んだことがたくさんありました。
最終的にはどちらも正解で、
それを発した人自身の感覚を、
言葉で表したものになります。
どちらも正解とはなりますが、
ひとつポイントとなるのが
「それをすることで身体がどのように感じるか?」
ということだと思います。
先ほど挙げた僕自身のことでいうと、
① 送り足を意識しないウォーク
を試すと安定感を感じられず、
フロアを滑っているような感覚に
なってしまいました。
誤解のないようにお伝えしておきますが、
送り足を意識しないウォーク自体が
良くなかったのではなく、
自分自身の感覚に合わなかった、
ということになります。
僕自身の場合では、
送り足を意識することで安定感が生まれ、
フロアでも安心して踊ることができました。
ですが、これが合わない人にとっては
「送り足を意識することで身体が進まなくなった」
または
「バックバランスのような見た目になった」
という結果になるかもしれません。
そう考えてみると、
言われたことができないと悩んでいる方は、
自分には合わない方法で
頑張っているのかもしれません。
もしそのように感じるなら一旦脇に置いて、
今までとはちょっと角度を変えて
取り組んでみると良いかもしれませんね!
ここには全部載せられませんが、
他にもエピソードがたくさんあります。
みなさんもお持ちでしたら、
レッスンの時にでもぜひシェアしてくださいね。
次回は、似てるけど似てない!?
「バレエと社交ダンス」
をテーマに書こうと思います。